*高橋勇一先生の職場紹介
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*武蔵丘短期大学の紹介
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*アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)の紹介
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*先生にきいてみよう 高橋 勇一様 群馬のどちらのご出身でしょうか? 「前橋です。以下、略歴です。 1967年10月28日(群馬県民の日:1985年制定)生まれ。 前橋市立桂萱中学校、群馬県立前橋高等学校卒業。 東京大学教育学部教育学科卒業、東京大学大学院農学生命科学研究科森林科学専攻博士課程修了。 博士(農学)。 日本学術振興会特別研究員等を経て、現在、武蔵丘短期大学准教授・教務課長。 アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)の副会長として、中国雲南省等の環境保全事業に携わる。」 環境にご興味を持ったきっかけ 「1980年代後半以降の地球温暖化をはじめとする地球的規模の環境問題の顕在化によります。 1991年度、環境安全センター主催のシンポジウムがあり、有馬朗人総長が、講演の中で、 環境問題において森林が重要であるという内容があり、東大農学部林学科への学士入学を 決定しました。また、1992年の地球サミット(国連環境開発会議)の開催も大きな契機となりました。」 環境問題やビジネスに興味ある若者に向けて 「生物多様性の豊富さを前提として、生態系サービスは、常に人々に提供され続けています。 その自然からの純粋な贈与に感謝して、環境の保全と持続可能な利用に努めることが大切だと 思われます。今後、人間の知恵と創意工夫によって、環境ビジネスは、ソーシャル・ビジネスと ともに、伸びていく可能性が高い分野です。」 理想の将来、社会像 「将来の社会像においては、生態環境・経済・社会的福祉という3側面においてバランスのとれた 持続可能な発展が重要な概念であると思われます。環境問題は、「主体−対象」という関係からも、 主体である人間の問題が大きいです。特に、人間による環境破壊、人間同士の戦争は、理想への道を 閉ざしてしまう愚行です。ユネスコ憲章にもあるように、戦争は人の心の中で生まれるもので あるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。そこで、内村鑑三や新渡戸稲造が 唱えた、愛と平和の心を育てる教育が重要になってきます。」 群馬について(環境やその他のご自由な視点で構いません)思う事など 「「水と緑と詩のまち」は、前橋市のキャッチフレーズであるが、これは群馬県全体にも通じる ものと考えられます。群馬県の森林率は約67%であり(日本の森林率とほぼ同じ)、関東地方の 中では、森林面積・森林率とも最高となっています。また群馬県最北部のみなかみ町に端を発し、 関東平野を北西から南東へと流れている利根川は、川の長さ日本第二位、流域面積日本一です。 そして、内村鑑三や新島襄らの真理と平和の文化があります。」 今後のご予定は? 「「アジア緑色文化国際交流促進会(AGA)」にて活動していますが、群馬も緑と水の宝庫。中国雲南省との間で何か橋渡ができれば素晴しいと思います。」 ©2010.Gunma Seinenbu.All Right Reserved. |